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ロールプレイ日記 第21回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivionロールプレイ日記
     第21話『見張られている男』


メイジギルドSkingrad支部の推薦を取り付け、Bravilへ帰ろうとしたその時、
俺は見知らぬウッドエルフの男、Glathirに「深夜、教会の裏に来るように」と言われた。
会った覚えもないし、何故俺が呼ばれたのか分からないが、
何か重大な事態が起こっているのかもしれない。
念のため、指定された場所に行ってみることにした。

2101_Glarthir.jpg

深夜11時、教会の裏にGlathirが現れた。
曰く、自分は重大な秘密を握っていて、それ故に命を狙われている。
Skingradの人々からも尾行・監視されていて、マトモに生活できないと言う。
そこで、俺に誰が彼を監視しているのかを突き止めて欲しいというのだ。

犯人の目星はついており、3人に絞られているという。
そこで、彼らを1日尾行して動向を探ってくれとのことだ。


2102_Bernadette.jpg

1人目の容疑者は、ワイン畑で働く女性。
朝7時教会で祈りを捧げた後、夕方まで街の外の農園で働き、
それ以降は自宅の裏庭の手入れやワイン作りに精を出す、働き者の女性だ。
1日見張っていたが、怪しい行動は一切無く、
念のために話しかけてみても、何かを隠している様子は全くなかった。

2103_Glarthir.jpg

そのことをGlathirに報告すると、彼は「そんな馬鹿な!」と叫んだ。
そして、「信じられない」と呟いてその場を立ち去った。

2104_Toutius.jpg

翌日は、2人目の容疑者に張り付く。
彼もまた農園で働く者であり、馬に乗って羊の管理を行う以外、
これと言って変わった行動は一切見られなかった。
そのことを報告すると、Glathirはまたも「信じられない」と言った。

さて、その翌日。
俺は最後の容疑者の尾行と平行し、依頼人Glathirに関して情報収集を始めた。
といっても、雨が降っていたせいか、容疑者は一度も家から出てこなかったから、
期せずして依頼人に関する調査に専念できたのだが。

調査によると、Glathirは街でも「奇人」として気味悪がられているが、
「奇人」であることは犯罪ではないため、衛兵も迂闊に手を出せないという。

2105_Dion.jpg

この街の衛兵隊長にも話を聞いてみたが、彼は俺に「Glathirと関わるな」と忠告した。
Glathirは偏執狂で、有りもしない秘密を知っていると思いこみ、
また、有りもしない監視の目を感じているのだ、と衛兵隊長は言う。

だが、俺はその忠告を聞き入れる気はない、と返した。
確かに、彼はどこかイかれてるし、彼の言うことは恐らく妄想によるものだろう。
だが、彼は容疑者達が自分を狙っていると信じて疑っていない。
このまま放置すれば、いずれ彼は強硬手段に出る。
Glathirの妄想により、無実の人に危害が加わることだけは避けねばならない。
そのためにも、俺は今暫く彼の妄想に付き合い、
彼を説得するか、或いは衛兵が彼を逮捕する口実を見付けようと思う。
こう言った旨を説明すると、衛兵隊長は渋々ながら認めてくれたようだった。

「確かに、それには我々よりは、彼に信用されている君の方が向いているな。
 だが、もし何かあったら、すぐに我々に伝えるのだぞ」

2106_Glarthir.jpg

その日の夜、俺は再び教会の裏に赴いた。
彼は俺の姿を確認するなり、目を輝かせて
「奴が俺を尾行してたんだ!そうだろ!?」と言った。

俺は、少し考えて、言った。
「……ええ、そうです。彼が貴方を尾行していました」

2107_note.jpg

「やっぱりそうだ!奴が俺を狙っていたんだ!!
 ……これが最後の仕事だ。確実に頼むぜ」
彼は俺に紙切れを手渡した。
其処には、3人目の容疑者を殺せ、といった内容の文章。
これは紛れもない殺人教唆。逮捕の口実としては充分だろう。

2108_Dion.jpg

教会の表側に戻ると、其処には昼間出会った衛兵隊長が居た。
どうやら、俺のことを心配して様子を見に来てくれたらしい。
「首尾は?」
「…奴に殺しを依頼された。後はそっちでやってくれ」
「分かった……あの野郎、遂に行き着くとこまで行きやがったか…!」
衛兵隊長は呪いの言葉を吐きながら、教会の裏へと走っていった。

翌朝、衛兵隊長から事の顛末を聞かされた。その内容は、想像していた通りのものだった。
この事件は、俺と衛兵達の胸にのみ収められ、Glathirの亡骸と共に風化していく。
そして、容疑者とされた3人は、何も知らず、これからも此処で暮らしていくだろう。

「全く、後味が悪いぜ……」
俺はそうボヤいて、Skingradの街を後にした。

―つづく―
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