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ロールプレイ日記 第22回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivionロールプレイ日記
    第22話『Oblivionの門』


Skingradでの任務を終え、Bravilに戻った俺は事の次第をS'kivvaに報告した。
彼女はTheranisの死に驚いた様子だったが、
それでも、歴史書は手に入れねばならなかった、と付け加えた。
何でも、この歴史書はGray Foxが直々に欲しているものだというのだ。

……しまった。
Gray Foxが重要視するこの歴史書には、
もしかすると彼について何か重要なことが書かれているのかもしれない。
そうと知っていたら、歴史書の内容をちゃんと読んでいたのに……!

だが、後悔しても仕方ない。
それに、失敗したシーフの後任としてだが、
Gray Foxが直々に欲していた歴史書の入手を頼まれたのは事実。
「世紀の大盗賊」のツラを拝むという目的の達成が、いよいよ現実味を帯びてきた。
焦らずとも、このまま任務をこなしていれば、
そう遠くない内に奴へのお目通りが叶うこと間違い無しだ。


次の任務は無いかと尋ねると、彼女は"Gray Fox直々の依頼"と念押しして、俺に指令を下した。
曰く、Gray Foxは帝都の衛兵隊長Lexにほとほと困り果てており、
この度遂に、彼を"消す"ことを決定したそうだ。
とは言っても、殺すわけではなく、より"平和的"に"消す"方法がある。
Anvilという街の衛兵隊長に空きができたので、其処に転勤させてしまおう、とのことだ。

しかし、当然ながら既に新しいAnvil衛兵隊長には内定者が居る。
Anvil候の身の回りを世話しているDairihillという女性の従兄弟だ。
順当に行けば、彼が次の衛兵隊長に就任することだろう。

つまり、今回の任務の目的は、
・推薦状を盗み出すことで、Dairihillの従兄弟が衛兵隊長になるのを阻止する
・盗んだ推薦状を元に、Lexを推薦する偽の推薦状を作り、Anvil候に届ける
この2つを達成することにある。

まずは、推薦状を盗み出すため、Cyrodiil最西端の街Anvilへと向かう。
その道程は長く、Cyrodiilをほぼ東西に横断するほどの距離だが、
道中には帝都、Skingrad、Kvatchの三都市があるため、
其処を中継地点にしていけば、時間こそかかるがそれほど苦労は無かろう。

ところが、もう少しでAnvilというところで、俺は事件に遭遇した――。


朝にSkingradを出発して半日、俺はKvatchの手前まで来ていた。
丁度手持ちの食料が残り少なくなっていたところなので、
街に立ち寄って調達する序でにメイジギルドの推薦でも…と思っていたのだが、
街の手前まで来て、様子がおかしいことに気付いた。

Kvatchの街は丘の上にあるのだが、その麓の広場に粗末なテントが多数立ち並んでいる。
流れ者か何かかと思いきや、彼らはKvatchの住人だという。

2201_Hirtel.jpg

「そこの旅の人! 逃げるんだ!まだ時間はある!
 今は衛兵が持ちこたえてるが、それも時間の問題だ!
 奴らが来る前に、できるだけ遠くに逃げるんだ!」
慌てた様子で俺にぶつかってきた男は、そう叫びながらAnvilの方へ走り去っていった。

何が起こったのだろうか?
ゴブリンかインプにでも襲撃されたのだろうか?
もしそうなら、この時に立ち寄ったのも何かの縁だ。
泥棒だって鬼や悪魔じゃない。困ってるなら、手伝ってやろうじゃないか。

2202_sky.jpg

俺はKvatchに続く坂道を上り始めた。
しかし、半ばほど進んだところで、周囲の空気が普通ではないことに気付き、立ち止まった。
ふと空を見上げると、昼間だというのに空が血のように真っ赤に染まっていた。
これは只事ではなさそうだ。俺は駆け足で坂を登り切った。

2203_battle.jpg

坂の頂上、Kvatch街へと繋がる門の前では、今まさに戦闘が繰り広げられていた。
片方は、鎧を着た人間―Kvatchの衛兵。
そしてもう片方は、固い鱗を持った爬虫類型のモンスターや、
溶岩のような身体を持ったゴーレム。
――俺が今まで、召喚術による模造品や、文献でしかお目にかかることの無かった、
冥界Oblivion(オブリビオン)の住人、Deadra(ディードラ)達である。

2204_Matius.jpg

「何をしている! 一般市民は避難していなさい!」
衛兵隊長のMatiusは、俺の顔を見るなりそう怒鳴った。
だが、此方も泥棒稼業の傍ら、メイジギルドで魔法の訓練をし、
また、洞窟や廃坑、古代神殿を探索しながら戦闘術を鍛えてきた身。
そこらの一般市民よりは役には立つだろう。
それに、Kvatchのためにも、戦う者は1人でも多い方がいい。

俺がそう告げると、衛兵隊長は俺の戦闘参加を許可してくれた。
彼の話では昨晩、冥界の門―オブリビオン・ゲートが突然現れ、
Kvatchの街を破壊し、多くの者が死に、一部の者は丘の麓に避難したという。
そして逃げ切れなかった生存者も、恐らくまだ街にいるだろうとのこと。
しかし、街の前にはオブリビオン・ゲートが鎮座し、街への突入を拒んでいる。
既に一部の衛兵がオブリビオン・ゲートを閉じるために、ゲートの中に侵入したというが、
数時間経った今も音沙汰が無く、確認に行こうにも今やバリケードの維持だけで手一杯。

「奴らは我々が此処で食い止める。
 君はゲート内の仲間の安否を確認し、可能ならば彼らに協力してゲートを閉じて欲しい!
 だが、決して無理はするなよ!」

2205_gate.jpg

オブリビオン・ゲート、冥界の門。
その前に立つと、改めてその大きさに圧倒される。

俺は、意を決してオブリビオン・ゲートに飛び込んだ。

『此奴等はお前の手に負える相手ではない』
俺の生存本能が、こう告げているのを感じた。
だがしかし、その一方で、既に後には引けない所まで来ていることを自覚してもいた。

 運命の御者、全ての生死はその掌上に在り

Leyawiinのメイジギルドで告げられた言葉。
占いや予言は信じない質だが、苦しいときの何とやらだ。
今はこの予言に縋ろう。この行動が、多くの人々の命を救うと信じて。

―つづく―
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