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ロールプレイ日記 第30回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivion」ロールプレイ日記
    第30話『Weynon修道院』

俺はChorrol郊外にある、Weynon修道院に足を運んだ。
手には、皇帝が死の間際に俺に託した首飾り。(2話参照)
彼は「これをWeynon修道院のJauffleに渡してくれ」と言っていた。

思い返せば、あの時は夏蒔月(8月)の末。今は霜降月(10月)末。
何時の間にやら、2ヶ月もの月日が経過していた。
あの時の皇帝の様子から見ると、急いで届けるべきだったのだろうが、
此方にも色々事情があって、こんなに長引いてしまったのだ。
忘れていたとか、面倒くさかったわけでは、決してないぞ。うん。

3001.jpg

修道院に入り、Jauffleなる人物に面会する。
彼は執務机で読書中だったが、俺が近づく気配を察したのか手を止め、顔を上げた。

「私に何か御用ですかな? Kvatchの英雄よ……」

その挨拶に、俺は思わず声を詰まらせた。
Kvatchの一件は人々の噂になっていることは知っていたが、
俺がその時Kvatchに居たと推測するなど到底不可能なほど、
噂には尾鰭背鰭が付き、変化し、脚色されていたはずだからだ。

「何、驚く必要はありませんよ。
 我々『Blade』の手にかかれば1000の噂から1の真実を見つけだすことなど容易い。
 ましてや、Kvatchの件は帝国軍からも情報が入ってきていますのでね」

そういえば、皇帝が死んだ時に居合わせた『Blade』(皇帝の親衛隊)の男が
「Jauffleは我々『Blade』の長だ」と話していた。それ故の情報網か。


俺は事情を説明して、皇帝から託された首飾りを手渡した。
すると、Jauffleの顔色が一瞬だけ驚きに染まったのが見えた。
皇帝が殺され、所在が分からなくなっていた「王家の首飾り」が
2ヶ月越しで不意に現れたのだから当然である。

「成程、いささか信じ難い話ではあるが
 こうして『王家の首飾り』が我々の元にやってきた以上、
 私は君の話を信じざるを得ないでしょう。
 ……して、何故すぐに持ってきてくれなかったのかね?」

「そ、それは……」

痛いところを突かれてしまった。
『シーフギルドに興味があってそっちにうつつを抜かしてました』なんて、
Bladeの長たるJauffleに口が裂けても言えるはずがない。
かといって下手に嘘をついても見破られる公算が大である。

対応に困っている俺に、Jauffleは笑いの混じった溜息を吐いて言った。

「まあ、色々事情がおありでしょうから、触れないでおきましょう。
 その代り、ひとつ頼まれごとをしてもらえますかな……?」

引き受けない筈がない。嫌な弱みを握られたものである。

「何、さほど難しいものでもありませんよ。
 ただし、その為には、貴方に幾つか知っていただきたいことがあります。
 部外者どころかBladeの者にすら伝えていない、私のみが知る真実――。
 『王家の首飾り』の導いた運命を信じて、お話しましょう」


そこまで言うと、Jauffleは一呼吸置いて、俺の方を向きなおした。
その表情は、先ほどまでの温和なものではなく、真剣そのものだった。

Jauffleは続ける。

「連れてきてほしいのは、Martinという人物です。
 今はKvatchの教会で牧師をしています。そして彼は……

――先日亡くなられた皇帝陛下の、4人目の皇太子です

<つづく>
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