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Oblivionプレイ日記 第58回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivion」ロールプレイ日記
     第58話『聖なる魂に堕落を』


5801.jpg

次に俺が訪れたのは、ChorrolとSkingradの間に位置する、Molag Balの聖域。
Molag Balは、竜の頭に人の体を持つ異形のDeadra Princeであり、
俺たちの間では「邪悪なDeadra」の4柱が1として知られている。

「邪悪」と言っても存在自体がTamrielにとって害というわけではない。
Deadraは異世界の住人。我々の感性・常識の物差しに当てはまらぬ存在だ。
「邪悪なDeadra」とは、彼(彼女)基準の感性・常識が結果的に俺たちの害になるだけであって、
彼らを崇拝しているからといって、即「神話の暁教団」のような危険思想というわけではない。

たとえば、このMolag Bal。
彼は、俺たちが作物を育てて刈るように、命を見守り、そして刈るとされている。
そんなMolag Balであるから、その信者もまた、
いずれ来たる死(=命の刈り取り)は止められぬと悟り、
静かに祈りながら待つような者たちが多い。
自らの手で「終末」を起こそうとするDagonの信者とは対照的である。

5802.jpg

もっとも、邪悪だろうが何だろうが、今の俺には関係ない。
さしあたりDagonに与する気がなく、アーティファクトさえくれれば良いのだ。

そんなわけで、他と同様に供物を捧げて御降臨願う。
そして、他と同様に、神様からの頼み事だ。

「この近くにMelus Petiliusって奴が住んでいるんだが、
 そいつがまた絵に描いたような聖戦士様でのー。
 生まれたときから品行方正、清廉潔白!
 勇猛果敢にして、挙げた武勲は数知れず!
 強きを挫き弱きを助けるみんなのヒーロー!
 ああ、考えるだけで虫酸が走るワイ!!」


そんなにムカつくなら、考えなきゃ良いのに……。

「というわけで、ちょっとお前ソイツの魂を堕落させてこい。
 そこの『呪いの棍棒』で奴に人殺しをさせれ。簡単だろ?」


いつの間にやら、俺の足下には1本の棍棒が転がっていた。
人殺しをさせるには、怒らせてタイミングよく足下に転せばいいとして……
……で、誰を殺させれば良いんだ?

「このニブちん!お前しか居らんじゃろ」

…………へ?

……ぇぇぇぇぇえええええ!?

「安心せい!ちゃんと生き返らせてやるからに」

いや、そういう問題じゃなくて……。

「そーゆー問題じゃ! 儂が言うんだから間違いない!」

……だめだ。話が通じない。
だが、ここで断ってはアーティファクトは貰えない。
ここは彼の言うことを信用するしかないだろう。

5803.jpg

同日夕方、ターゲットのMelus Petiliusに接触。
試しに一発殴ってみたが、「お前と戦う気はない」と相手にされず。
初対面の人間にいきなり殴られて怒らないとは、
余程の聖人君子か、或いは怒る気すら失せる出来事でもあったか。

結論から言えば、後者だった。
適当な理由をつけて非礼を詫び、世間話に持ち込むと、
彼は俺に気を許したのか、彼が怒らぬ理由を話してくれたのだ。

曰く、彼は数年前、騎士として遠征に向かっていたが、
その間に、彼の妻は突然の病に倒れ、夫の帰還を待たずしてこの世を去ったという。
彼は妻の死に目に遭えなかったことを悔やみ、
それ以来何をされても怒る気がせず、また、二度と武器を執らぬと誓ったそうだ。

「不運な偶然」を気に病むあたりに、彼の人柄が伺える。
できることならそっとしておいてやりたいが、Molag Balの手前、そういうわけにもいかない。
何としてでも彼を怒らせて、俺を殺させなければならないのだ。

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翌日、俺はMelusの家の前で張り込みをし、彼を尾行した。
彼を怒らせるチャンスはないものか、それを見極めるためだ。
(幾ら隠遁生活とはいえ、擬態化魔法のかかった防具を着けるのはどうかと思う。
 御陰でこっちは生命探知魔法を使って尾行をする羽目に……)
すると、彼は小さな石の前で足を止めた。よく見ると、墓石のようだ。
なるほど、彼は亡くなった妻の墓参りに来ているようだ。

俺は今がチャンスとばかりに背後から近づき、Melusを殴り飛ばした。
(もちろん、足下に「呪いの棍棒」を転がしておくのも忘れない)

Melusは不意を突かれ、墓石の方に吹っ飛び、
そして、彼を殴り飛ばした犯人が俺だと気づくや否や、俺に掴みかかった。
擬態化魔法の為、顔こそ見えないが、憤怒の形相であることは容易に想像できた。

5805.jpg

「二度と怒らず、二度と武器を執らぬと誓ったが、
 愛する妻の前でここまで愚弄されては我慢ならん!!」

彼は胸ぐらを掴んだまま俺を地面に押し倒し、
動けないように脚で押さえつけつつ、手近な武器――呪いの棍棒を掴んだ。

「貴様のような愚か者は、Oblivionで怪物の餌になるが良い!!」

彼はそう叫んで、その棍棒を俺の頭目掛け、寸分違わぬ精度で叩き付けた………!

<つづく>
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