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Oblivionプレイ日記 第72回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivion」ロールプレイ日記
       第72話『歴史は正される』

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GrayFoxの頼みで、俺はUmbranox伯爵夫人に謁見し、指輪を手渡した。
すると、彼女は指輪を見るなり、驚いた様子で俺を問い詰めた。

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「これは… これを何処で手に入れたの!
 この指輪は10年以上前に行方不明になった夫の物。間違いないわ!」

彼の夫、すなわち前Anvil候は10年以上前に行方不明になっている。
そして不思議なことに、彼の名、彼の面影を記憶している者は誰1人として居ない。
そう、妻である現Anvil候でさえも。それの意味することは……。

しかし、指輪をGrayFoxに託されたことは口止めされている。
さて、どう答えたものか。
そう思索している時に、"彼"はやってきた。

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「『星霜の書』の力によりて、此所に宣言する!
 Nocturnalの頭巾を盗みし者の名は、Emer Darelothであると!」

振り向くと、そこには1人の男。
あの男は、確かLexの一件の時に会った偽造職人?何故こんな所に…。
というか、「星霜の書」云々ということは、まさか……。

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「思い出したわ……。あなたは Corvus! 私の夫!!
 10年以上も私の側から姿を消して、何処に行っていたの?
 どうしてずっと隠れていたの!?」

「Nocturnalの呪いの所為で、連絡したくても叶わなかったのだ。
 私が、盗賊ギルドの先代ギルドマスターから、GrayFoxの地位を受け継いだが為に。
 しかし、今その呪いは解かれた。君さえ良ければ、私は君の元へ戻りたい」

「GrayFox! そんな…まさか貴方が……?
 ……ならば、幾ら私の夫でもAnvilの伯爵にはできません!
 例え神の面前であっても、私はあなたが夫であると認めませんわ!」

まあ、彼女が怒るのも無理はない。
10年来行方不明だった夫が、いきなり戻ってきて、
しかも実は稀代の犯罪者GrayFoxだった、なんて話、普通なら卒倒ものだ。

「その点は心配要らない。もう私はGrayFoxではない。
 全てを私の友人に譲ることにしたからだ」

"友人"って、まさか……
そう思ったら、案の定彼は俺の方に向き直り、言った。

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「さあ、受け取ってくれたまえ。
 ギルドマスターの地位、そしてこの頭巾を」

そう言って彼が差し出したのは、GrayFoxの象徴たるNocturnalの灰色頭巾。
そう、彼は俺に『GrayFox』になれと言うのである。

断ることもできるだろう。
だが、そうなれば彼はGrayFoxのまま。
久々に再会した妻とヨリを戻すことができなくなってしまう。
……受け取るしか、ないじゃないか。

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斯くして、GrayFoxを探していた俺はGrayFoxになってしまった。
頭巾は、呪いこそ解けているもののその効果は変わらぬようで、
これを被ってない時は一介の冒険者Nekoji、
被った時は大盗賊GrayFoxとなり、他人には見分けが付かないのだとか。
これが何の役に立つかは、この際考えないでおこう……。

先代GrayFox、今やAnvil候に復職したCorvus Umbranoxの話に依れば、
彼は先日俺が盗み出した『星霜の書』の力で、
呪いにより消された初代GrayFoxの名を、改めて定義したのだという。

『星霜の書』の過去部分は、どのような魔法でも変えることができない。
「歴史からその名を抹消する」という頭巾の呪いがあったとしても、
その呪いがかけられるより以前の『星霜の書』には、名前が残り続けるのだ。
Corvusはそれに気づき、消された名を現代に蘇らせることで呪いを打ち消そうと考えた。

そして、その目論見は成功し、呪いは打ち消された。
歴史の上では、灰色頭巾の呪いは"最初から無かった"ことになった。
Corvus曰く、その影響で現在までの歴史が色々と変わっているという。

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その大きな影響のひとつが、シーフギルドの状況である。
"呪いがあった歴史"では、呪いがかけられた瞬間から、
当時のギルドマスターEmer Darelothがある時歴史から姿を消し、
カリスマが突然消えたシーフギルドはその体制を維持できず瓦解した。
後にGrayFoxがギルドマスターとなり再建するも、
一度瓦解した影響は大きく、現代でもギルドの財政状況はギリギリだったとか。

一方、今の"呪いのない歴史"では、そのようなトラブルも起きず、
ギルドの基盤は盤石、隠れ家となるギルドホールまである、といった具合だ。
何でも、この建物は初代GrayFox、Emer Darelothの持ち家だったとか。

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ちなみに、実質のギルド運営はマスターの仕事ではなく、
先代の頃から古参の幹部が取り仕切っていたようだ。
俺もそれに甘えて、たまにメンバーの士気を高揚させるため以外には、
ギルドマスターGrayFoxとしてではなく、一介のメンバーとして活動させてもらおう。

何しろ、歴史が変わったとはいえ、その変更は非常に些細なもので、
皇帝が暗殺され、その裏で神秘の暁教団が暗躍し、
Oblivionの脅威が迫っていることまでは、変わってくれなかったのだから。

当初の目的は達成された。
しかし、この長い冒険に於いて、それはひとつの通過点にしか過ぎないのだ……。

<つづく>
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