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Oblivionプレイ日記 第80回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivion」ロールプレイ日記
     第80話『ワケアリな騎士(自称)』

「人捜しなんてこんなダルい仕事、伯爵の頼みが無ければ絶対断ってたのに……」

雨の降るLeyawiinを歩きながら、俺は独りごちた。
だがこれも巡り巡ってBruma、Cyrodiil、ひいては世界のため。
千里の道も一歩から……と自分に言い聞かせる。

Oblivion 2008-02-18 06-58-55-06

Weebam-Naの家を見つけるのはさほど難しいことではなかった。
伯爵に尋ねたところ、彼は有能な狩人であり、
そして時々怪しいことにも手を出す困った人物でもある、という。
この辺りでは結構な有名人らしいのだ。

家に入り、Weebam-Naに面会する。

Oblivion 2008-02-18 07-00-25-71

「「お、お前はあの時の……!」」

Weebam-Naと俺は、お互いの顔を見るなり、同じ台詞を放ったのだった。

「お前、俺たちの宝石を何処へやった!?」

いきなり掴みかかってくるWeebam-Na。
そう、確かこいつとその相棒Bejeenは、Nocturnalの祠から宝石を盗み出した奴らだ。
そして、俺はNocturnalの頼みでその宝石を盗み返し、彼女に返却した。

「何処って、元の持ち主に返却しただけだ。
 アレはすごく大切なものだから取り返してこい、って言われてな。
 Nocturnal、それは大層怒ってたぞぉ~」

「げっ!?」

嘘。Nocturnalは困りこそすれ怒ってはいなかった。
ただ、こういう場合は嘘をついてでも懲らしめておかないと、
後に取り返しのつかないことをしでかしかねない。

「ま、これに懲りたら軽々しくDeadra神から盗もうなんて思わないことだな。
 ……それはさておき、だ。アンタにひとつ聞きたいことがある。
 OrcのMazogaって女に心当たりは?」

「いや、無いね。それがどうした?」

「Weebam-Naを連れてこい、って言って城に居座ってるんだ。
 伯爵も困ってて、何とかするように頼まれてね。
 会いに行ってやってくれないか?」

その言葉に、Weebam-Naは濁った声を吐きながら、只でさえ細い目を余計に細くした。
明らかに嫌そうな顔。まあ、知りもしない人物に呼びつけられて喜ぶはずもないか。

「そう言わずに、会いに行ってやってくれよ。
 無論、只でとは言わないからさ……」

Oblivion 2008-02-18 07-01-44-04

Weebam-Naに幾らかの袖の下を渡す。
すると、彼はアッサリと城へと向かった。
彼に渡した袖の下は、ただ城へ来てもらうだけにしては些か奮発しすぎの額。
しかし、事情が事情なだけに、小銭をケチってなどいられない。

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城に戻ると、先に城へ向かったWeebam-NaとMazogaが、なにやら話し込んでいた。
その話に耳を傾けると、彼女はどうやらFisherman's Rockへの道が知りたいらしい。
Weebam-Naはこのあたりでは有名な狩人、Leyawiin近辺の地理にも明るいと踏んだ訳か。

「Fisherman's Rockなら、Leyawiinの北、Niben川の東岸にあるぜ。
 Leyawiin東の街道を歩けば、6時間くらいで見えてくるはずだ」

「今すぐそこまで案内しろ」

「今から? いきなり馬鹿言うモンじゃないぜ…」

「ならば去れ。今案内しないなら貴様に用はない」

あ~あ、交渉決裂しちゃったよ。
しかしこれはWeebam-Naに理がある。
片道徒歩6時間のFisherman's Rock、帰りのことも考えると、
早朝出発でも日帰りできるか怪しいところだ。
しかも、現時刻は日も暮れかけの午後6時。
急いでも到着は深夜だ。断るのも無理はない。

そんなことを考えていると、不意にMazogaがこちらを向いて言った。

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「ならば、お前が案内しろ」

……え、俺?

………。

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勢いに負け、思わずOKしてしまった……。
もっとも、ここで彼女の願いを聞いておかないと、
彼女は案内者が現れるまでずっと城に居座り続けるだろうから、
これも依頼内容のうちではある。

なぜ彼女はFisherman's Rockに行きたがっているのだろう?
事情を尋ねると、Mazogaはこう返した。

「私はMogens Wind-Shifterを探している。
 噂によれば、奴はFisherman's Rockに野営しているらしい。
 だから私はFisheman's Rockに行くのだ」

彼女の口ぶりからは、彼女が探しているというMogensは、
彼女にとって好ましい人物では無いことが推し量れた。
詳しい事情は知らないが……事が穏便に進むことはないだろうな。

午前0時少し前、俺達はFisherman's Rockに到着した。
そこには、野営しているMogens達のものか巨大な焚き火が燃えさかり、
周囲には数名の人物――カタギの人間ではなさそうだ――が屯していた。

「私の用が終わるまで、お前は手を出さずにじっとしていろ」
そう俺に告げると、Mazogaは一人の男にズカズカと歩み寄り、言い放った。

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「覚えているか?私はMazogaだ。貴様が殺したRa'vindraの親友だ」

「あぁ? 知らねぇな、そんな奴」

「下劣な嘘つきめ!私は覚えているぞ、お前がRa'vindraを殺したことを!
 今ここにその代償を支払わせてやる!!」

そう叫ぶと、Mazogaは唐突に剣を抜き、男―Mogensに斬りかかった。
不意を突かれたMogensだったが、Mogensとその取り巻き達も剣を抜きMazogaに襲いかかった。

なるほど、Mazogaがここに来た理由は、親友の敵討ちだったのか。

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……って、そう言うことは先に言っておけよ!!
修羅場になるかもとは予測していたが、まさか殺し合いなるなんて。

俺は慌てて剣を抜き、Mazogaに加勢する。
Mazogaの言っていることが本当に正しいか分からないし、
Mogensに恨みも無いが、成り行き上仕方ない。南無。

……。

半刻後、Fisherman's Rockに立っていたのは俺とMazogaだけだった。
戦いを終え、剣を納めて一息ついたMazogaは、徐に語り出した。
その口調は、それまでの尊大な態度とは打って変わった穏やかなものだった。

Oblivion 2008-02-18 07-23-10-12

「Mogens Wind-Shifterは旅人を殺し、略奪を行うならず者だった。
 私の親友、Ra'vindraはそれを目撃し、衛兵に通報したのだ。
 逮捕を恐れたMogensはRa'vindraを殺して逃亡した。
 私の親友・・・Ra'vindraを!」

それまではMogensほど酷くはないものの、
お天道様に面と向かって歩けるような道は歩んでこなかったMazogaだったが、
友人の死を受け、彼女はその生活からキッパリと足を洗った。
そして、騎士の誓いを立てた。親友の敵であるMogensを、必ず亡き者にすると。

騎士にとって、誓いは命よりも重い。
誓いを立て、騎士を名乗ることで、彼女はいかなる困難に遭っても
その目的を違えぬようにして、これまでの月日を生きてきたのだ。
そして彼女は今、ここでその誓いを果たした。

「それじゃ、Leyawiinに戻ろうか。Sir Mazoga!」

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ならば認めるしかない。
彼女は、主こそ持たないが、立派な真の「騎士」であると……。

【つづく】
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