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Oblivionプレイ日記 第89回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivion」ロールプレイ日記
    第89話『女だらけの強盗団』

Anvilに住むGoganとMaelonaの夫婦の頼みで、
噂の強盗団に盗まれた家宝の指輪を取り戻すことになった俺。
なんだか巧く乗せられたようで気にくわないが、
それよりも、衛兵に話せないというほどの恥ずかしい出来事を
俺にはアッサリ白状してしまう(言いふらすなとも言わずに!)のが解せない。

……まあ、何か裏があるにせよ、お上に恩を売れることには変わりない。
ここはひとつ、乗せられておいてやるか。

盗まれた指輪を取り戻し、序でに奴らを捕まえるとすれば、
カモの振りをして、襲われたところを返り討ちにするのが一番だろう。

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女に飢えた風を装い――決して素ではない!――、
酒場兼安宿・Flowing Bowl亭で奴らが餌にかかるのを待つ。
Goganの話によると、彼が件の女強盗団に誘惑されたのはこの酒場だそうだ。

酒を煽りつつ、待つこと数時間。
日もとっぷりと暮れ、町の男達が仕事を終えて酒場に集まり始めた頃、
2人組の女性が酒場に入ってきた。

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1人はNord、1人はImperial。特にNordの方はなかなかの別嬪さんだ。
こんな男ばかりの酒場に現れる美女。
間違いなく、彼女達は件の強盗団の一味であろう。

俺は何も知らない風を装い、彼女たちを酒の席に誘う。
案の定、彼女たちは喜んでその誘いを受けてくれた。
彼女たちにとっては、飛んで火に入る夏の虫だろうから、当然だ。

8903.jpg
Nordの女性はSigny、Imperialの女性はFaustinaと名乗った。
Signyは"泥棒猫(Home-Wrecker)"と評されるほどのモテモテ女性(自称)らしく、
酒場に来る度、今回のように寂しそうな男―未婚既婚問わず―に誘われるのだとか。
この話を聞く限り、彼女たちが件の強盗団であることはほぼ確実だろう。

暫く酒を酌み交わして談笑し、そろそろお開きにしようかと言うとき、
遂に、彼女たちが"仕事"を始めた。

「ねえ、貴男。今夜、誰かと過ごす予定はおあり?」

「……いや、一人旅なものでね。後は宿で休むだけさ」

「よろしければこの後、私達と"楽しいこと"、やりません?
 折角素敵な殿方にお会いできたのに、これで終わりなんて寂しすぎますわ」

ああ、毎度こうやって男を釣ってるんだろうな。
カモられた男共は皆、この営業トークを本気に受け取ってしまったわけだ。
確かに、これが本心だったらどれだけ嬉しいことか。

「楽しいこと、ねぇ……。当然、此処でヤるわけじゃないんだろ?」

「ええ、私達、Anvilの郊外に小さな小屋を持っているの。
 そこなら、誰にも邪魔をされずに楽しめるわ。
 貴男をお迎えする準備があるから、そうね…23時に来て頂戴」

そう言って、SignyとFaustinaは酒場を後にした。
どうやら、相手は巧い具合に餌に食い付いてくれたようだ。

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そして23時。
Anvilから少し離れた丘の上に、彼女たちの言う小屋はあった。
周りには畑と草原だけと、無関係な人間が通りがかる心配もなさそうだった。
これでは、強盗の瞬間を第三者に目撃される心配もない。
被害者本人は恥ずかしさから口を噤んでしまうから、
衛兵に尻尾を捕まれることもないわけだ。よく考えてるなぁ。

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小屋に入ると、中に居たのはFaustinaだけ。

「Signyたちは少し遅れてくるようだから、先に始めちゃいましょう。
 さあ、武器を置いて服を脱いで頂戴……」

予想通りの誘い文句。
相手が強盗じゃなければ、喜んでそうしたいところだが……。

「その前に、ひとつ聞いておきたいことがある。
 先日、俺の知り合いのGoganという男がアンタらと『楽しいこと』をした時に、
 家宝の指輪を無くしちまったそうなんだが、心当たりは?」

『指輪』
その言葉を聞くや否や、Faustinaは激昂し、表情を一変させた。

「指輪!――アンタ、衛兵か何かの回し者だね!?
 ああ、指輪が偽物と分かったときに気付いておくべきだった!!」

へ、偽物? 何のことを仰てるんで……?

「そうとなれば生かして返すわけにはいかないわね。
 お前達、この男を逃がすんじゃないよ!」

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Faustinaがそう叫ぶと、Signyともう1人の仲間―Khajiitの女性―が、
部屋の隅にあった扉から武器を携えて現れた。
おそらく、俺が服を脱いだら出てくる算段だったのだろう。

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とにかく、襲われたからには応戦するしかない。
だが、殺しては事件の真相は闇の中。生かして捕らえるのがベストだろう。
こういうときに役に立つのが、魔導大学謹製、麻痺の杖。
知恵こそ回るが、所詮彼女たちは戦闘経験の少ない素人。
次々に麻痺させてお縄に……。

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……って、アンタら何やってんの!?

結局、突然ドアを蹴破って入ってきたAnvilの衛兵2人が、
強盗団3人を切り捨ててしまった。
折角俺が生け捕りにしようとしているのに……。

ん?よくよく見てみると、GoganとMaelonaじゃあ御座いませんか。
やっぱりというか、何というか、アンタら衛兵だったわけですか。

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「解せぬ、とでも言いたそうな表情ね。まあ、当然でしょうね。
 いいわ、何でも訊いて頂戴。
 私に答えられることなら、何でもお教えするわ」

話を聞くと、彼女たちは最近Anvil衛兵団に設置された秘密調査隊だそうだ。
普段はAnvilに住む一般人を装って生活し、
今回のように被害が表沙汰になりにくい犯罪を取り締まるのが仕事だという。
要するに、Bladesの縮小版みたいなモンですな。

だが、この調査隊は試験的に設立されたばかりで、メンバーは2人だけ。
3人組の強盗団に対し、囮捜査を行うには戦力不足だ。
そこで、俺のような流れ者を協力者として利用することにしたそうだ。
流れ者なら、協力者であると悟られにくく、且つ戦力になると考えたわけだ。

そして、事前にGoganが"犠牲"になることで、手口や行動パターンを分析し、
描いたシナリオ通りに協力者である俺を動かす。
その作戦は見事に成功し、強盗団を粛正することに成功した。

「貴男を騙すことになってしまって、ご免なさい。
 でも、この一件を片付けるためには、貴男が必要だったの」

俺が強盗団に誘惑されるフリをしてこの小屋に来ることも、
指輪のことを切り出して、彼女たちが激昂し襲いかかってくることも、
全て彼らのシナリオ通りだったわけだ。
裏で衛兵団が糸を引いていることは予想していたが、
そこまでのシナリオを描いていたとはねぇ……。
GrayFoxとしては癪だが、衛兵隊長Lexに一本取られたな。

「事の後始末は、全て私とGoganがやっておくわ。それと、今回のお礼よ。
 その代わり、ひとつだけお願い。私達の正体は、誰にも話さないでほしいの」

ハイハイ、分かりましたよ。俺は何も見なかった。
当初意図しなかった形ではあるが、
衛兵に協力して恩を売るという目的は達成できたしな。

……ところで、先ほどSignyたちが飛び出してきた扉。
地下へと続いているようだが、何があるのだろう?
ちょっと気になったので、小屋を後にする前に立ち寄ってみることにした。

8910.jpg
……こ、これは……。
武器、防具、豪華な装飾品、レアな錬金素材、そして男物の衣服。
おそらく、ここは彼女たちの"戦利品"保管庫。
量からして、被害者は相当数居たことが推し量れる。

Anvilの男よ、何と情けないことか……。

【つづく】
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