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ロールプレイ日記 第16回

カテゴリー: Oblivion

「The Elder Scrolls IV : Oblivionロールプレイ日記
       第16話『未来を視る』

俺がBravilに戻る前にやりたかったこと、
それは、メイジギルドの支部から、魔導大学への推薦を得ることである。

以前、Bravilのメイジギルドで、支部長Kud-Eiの悩みを解決した際、
その報酬代わりに魔導大学へ入学する際には推薦状を書いてもらえることになった。
俺はその道の専門家ではないので学問には興味はなかったのだが、
噂によると大学に入ればオリジナルの魔法が作成できるという。
つまり、市販の魔法では届かない「痒いところ」に手が届く魔法が使えるようになるというのだ。

この特典は、魔法の専門家でなくとも非常に魅力的だ。
報告の遅延は本来すべき事ではないが、1日くらいなら問題ないだろうし、
この街のメイジギルドから推薦を取り付けて、報告はそれからにしても大丈夫だろう。

1602_Dagail.jpg

ギルドの支部長・Dagailは、ギルドホールの3階の椅子で座って、
「声が流れ込む」だとか何だとか、訳の分からないことを口走っていた。
だが、いつぞやのマッドマジシャンの如く錯乱している訳でもなさそうで、
俺の問いにはきちんと答えられるみたいだ。
敢えて喩えるなら、誰かから絶え間なく罵詈雑言を浴びせられ困り果てている、といった感じだ。

彼女は「父のアミュレットを探してくれ」「Agataに話を」と言った。
正直な話、俺はそれよりもDagailが何に苦しんでいるのかを詳しく聞きたいのだが、
これ以上話しかけて余計な苦労を背負わすのは、流石に可哀想だ。
彼女の言に従い、Agataなる人物に詳細を尋ねた方がいいだろう。

1603_Agata.jpg

2階にいたAgataに話しかけると、彼女は事の次第を詳しく話してくれた。

Dagailは予言能力を持ち、見透した未来は声となって彼女の脳裏に届く。
しかし、その能力は無差別で、彼女の意志によらない。
何もしなければ、彼女の周りのあらゆる者の未来が声となり、
ノイズとして彼女の頭に流れ込んでくるというわけだ。
それを制御し、溢れる声の中から必要に応じた任意の声を取り出す、
いわばフィルタの役割をするものが、彼女が父親から受け継いだアミュレット、
もう少し正確に言うと、そのアミュレットに埋め込まれた宝石なのだという。

そのアミュレットが、数日前に何者かに盗まれてしまった。
フィルタを失った彼女は、今溢れんばかりの「予言の声」に晒されているのだ。
成程。俺の喩えは、当たらずとも遠からずといったところだな。

Agataは言った。
今の彼女は大学への推薦どころじゃない。
推薦状を書いて欲しければ、盗まれたアミュレットを探して来てくれ、と。
言われなくても分かっている。
それに、推薦状云々でなくても、困っている人を見捨てるわけにはいかない。

俺はまず、Agataのアドバイスに従い、メイジギルドのメンバーから話を聞くことに。
盗んだのがシーフギルドのメンバーとなると話は厄介になるが、
幸いにも(?)その心配はなく、内部の犯行と見て間違いないとのことだった。

1604_Kalthar.jpg

まずは入り口前で本を読んでいたKaltharに事情を聞く。
すると、あろう事か、支部長のDagailがあんなに苦しんでいるというのに、
彼はそれを喜んでいるような素振りを見せるのだ。
更に、彼女のみならず、彼女の父のことまで持ち出しての誹謗中傷。
これは余程Dagailに恨みを持っている。……実に怪しい。

1605_Agata.jpg

他の2人の容疑者にも一応話を聞き、Agataに報告すると、
彼女は「KaltharがDagailの父上を知るはずがない。きっとKaltharが犯人よ」と言う。
確かに、Dagail自身かなりの歳だ。父上もとうの昔に鬼籍に入っているはず。
Dagailから見れば孫ほどの年齢であろうKaltharがそれを知っているのは怪しい。
とはいえ、それを以て犯人と断定するのは些か早計な気が……。

1606_Dagail.jpg

Dagailに調査の経過を報告すると、彼女は俺に予言を与えた。
 「青き血は流れ、竜は舞い上がる
  壊れた塔の下、壊れた身体に其れは在り」

「其れ」とは、Dagailが盗まれたアミュレットで間違いないだろう。
彼女は、アミュレットの件で新参者の私に苦労をかけていることを気に病み、
溢れるノイズの中から、アミュレットの在処を示す「声」を拾い上げてくれたのだ。

俺は地図を広げ、彼女の予言に合致する場所を探す。
……ここだ。Leyawiin東の山中にある古の要塞遺跡。
その名は「Fort Blueblood」――そう、「青き血」と「壊れた塔」だ。

1607_fort.jpg

予言の他の部分に関しては未だによく分からないが、
少なくともアミュレットが「Fort Blueblood」に在るのは間違いないだろう。
俺は彼女に礼を告げ、犯人捜しは一旦保留にしてアミュレットの奪還に向かった。

「Fort Blueblood」の内部は、他の要塞遺跡同様、野党の住処になっていた。
しかし、その実力は高いものではなく、俺1人でも充分に相手しきれるレベルだった。
そして、遺跡の最深部にある鍵のかかった扉。
他の所を探してもアミュレットは見つからなかった。
となれば、未だ調べていないこの扉の奥にあると見て間違いない。

1608_corpse.jpg

……!?
この死体は、俺が倒した盗賊のものではない。
少なくとも死後数日は経っているであろう。

1609_Spriggan.jpg

更に奥に進むと、其処には植物型のモンスター・Sprigganが2体。
成程、先ほどの死体は此奴の所業というわけか。
それにしても、花を咲かせた植物型のモンスターが、
このような陽の当たらない遺跡の奥に居るのは何故だ?
仮に外から入り込んだとすれば、何を目的に……?

しかし、その様なことを考えている暇など無かった。
Sprigganは魔法で熊を召喚できる。1対4。形勢は余り宜しくない。
その上、Spriggan自身は回復魔法を使い、回復までしてしまう。

俺は愛用のBlack Water Bladeでスタミナを奪いながら攻撃の隙を作り、
時には距離を離して魔法で牽制しながら、囲まれないように戦った。
そして、剣が壊れるギリギリ手前で、ようやくSprigganを枯木にすることができた。

1610_Coffin.jpg

さて、アミュレットを探さなければ。
物の隠されていそうな場所を探す俺の目に飛び込んできたのは、ひとつの棺桶。
そう――死体、すなわち「壊れた身体」を収める箱である。

案の定、アミュレットは棺桶の中に、誰とも知らぬ遺骨と共に収められていた。
これを持ち帰れば、任務完了だ。
と、その時。俺は扉の前に立つ人影を見た。

1611_Kalthar.jpg

それは、Kaltharだった。
彼は「良くも計画を台無しにしてくれたな!」と俺に襲いかかってきた。

どうやら、アミュレットを盗んだのはやはり彼のようだ。
Dagailの能力と名声に嫉妬したか、或いは何かしらの取引に用いようとしたか。
いずれにせよ、これはギルドに対する重大な背信行為。
大人しくお縄に付けば、ギルド追放程度の罰で済むよう掛け合ってやろうと思ったが、
俺を亡き者にしてまで逃げようとするなら、容赦はせん。成敗!(←誰?w)




………


1612_Dagail.jpg

「本当に感謝します。推薦状は直ぐにでも書きますね」
アミュレットを返すと、Dagailは平静を取り戻したようだ。
きっと、意志に反して流れ込む「予言の声」が聞こえなくなったのだろう。

「折角ですから、貴方のために、ひとつ予言を差し上げましょう。
 運命の御者、全ての生死はその掌上に在り
 ……声は、こう告げています」

運命?御者?生死?
全くもって予言というのはよく分からんものである。

―つづく―
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